<背景>
2011年3月11日東日本大震災に端を発する福島原発事故から今月11日で8年となります。この原発事故では広島型原発の800発分の放射性物質が既に拡散され、現在もなお拡散は続いている状況であることは広く知られているところです。この事故では多くの福島県の方々が避難した事はご存知の通りなのですが、静岡県のお茶から放射性物質が検出され、北海道でも東北部の汚染が論文で紹介されているように汚染地帯は福島県にとどまらず広範にわたり、かつその範囲は未だに明らかなっているとはいえません。その結果、福島県以外の東北地方や関東地方からも多くの方々が避難せざるを得なくなり、いまなお避難生活を余儀なくされています。
当地、九州においても多くの移住の方がいらっしゃるのは斯様な事情からです。多くの方々が困難な避難生活を送っているにもかかわらず、その原因を引き起こした東京電力と国が自らの責任を認めず必要な賠償をしないという状況において、国、東京電力を相手取り2014年に起こされたのが福島原発事故被害救済九州訴訟(以下「九州避難者訴訟」と略す)です。この裁判は、国・東電の責任を明らかにし、原告となった避難者の方々に対して必要な賠償をさせるという点で重要であることは言うまでもありませんが、原発のある九州に住む私たちにとって、決して他人ごとではない裁判だと思います。
<支援の会の必要性>
このように重要な意義を持った九州避難者訴訟ですが、これまで、十分な支援を得てたたかってきたとはいえませんでした。
困難を抱えた原告を勇気づけ、裁判官に勇気ある判決を書いてもらうためには、多くの支援者による支えが必要です。九州避難者訴訟の支援の輪をさらに広げ、さらに強めるために、支援の会を立ち上げることにしました。
<目的:原発避難者問題の根本的解決を>
私たちの究極的な目的は、避難者問題の根本的解決です。
九州避難者訴訟は、原発避難者問題の解決のために、まずは司法判断を勝ち取ることを目指しています。そのため、これを支える当会の活動の第一の目的は「九州訴訟の勝利を目指しての訴訟支援」になります。具体的には、裁判の傍聴席を毎期日満席にすることを目指します。
もちろん、司法判断だけで避難者問題が根本的に解決できるわけではありません。適正な額の賠償をさせること、賠償以外にも必要な救済方法(被ばく医療体制など)を整備・確立させること、そしてすべての被害者を救済するためには、国に必要な立法措置をとらせることが不可欠です。
そのため、私たちは、傍聴支援という形で訴訟を支えるとともに、避難者救済の世論を形成・発展させることも目指します。
<支援の会への参加の呼びかけ>
当支援の会は、会員により組織されます。また、会員にまではなれない方にも、サポーターというかたちで支援の会に参加していただきます。
それぞれの会費等は次のとおりです。
会員 サポーター
個人 団体 個人 団体
会費 1000円/年 5000円/年 1000円 1000円
議決権 1票 1票 なし なし
会の日常的な運営は役員により組織する運営委員会が担い、重要な意思決定等は会員により組織される総会、臨時総会にて行います。
<役員に関して>
役員の方には運営委員会として原告団、弁護団との会議に参加をお願いすることとなります。パソコンの得意な方、ホームページ作成やFacebook、ブログなどの経験のある方、市町村議会議員や県会議員や国会議員などへの陳情などのご経験のある方、モノ作りが好きな方と得意な方、デザインが好きな方と得意な方、人前で話すことが好きな方と得意な方は是非ご参加ください。やれる事、やるべき事、やりたい事を皆でワイワイやって、お子さん、お孫さんに渡すべき未来を、現在(いま)より明るいものにしましょう!!
送付先:〒810-0073 福岡市中央区舞鶴2-3-6赤坂プライムビル3階 福岡第一法律事務所内 『ふくQ』入会申し込み係宛
現在当会の郵便局口座の開設を手配しております。口座が開設出来ましたら振り込みに移行いたします。
福島原発事故被害救済九州訴訟を支援する会『ふくQ』
〒810-0073 福岡市中央区舞鶴2-3-6 赤坂プライムビル3階 福岡第一法律事務所内
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