ふくQへようこそ!

『ふくQ』は福島原発事故被害救済九州訴訟を支援する為に結成した支援の会の愛称です。是非、ふくQにご参加ください。

『ふくQ』結成までの経緯

 福島原発事故による放射能被害から家族を守るため、ふるさと(住まい)を離れる決断をされた多くの方々が現在、全国各地で慣れない生活に苦しんでおられます。そして遠く離れたこの九州にも知人や仕事などを頼りに多くの方が生活をしておられます。そして避難された方々への東電、国のずさんな対応に対する訴訟は全国各地で行われています。九州訴訟も今年1月21日の公判で(17回期日)を迎えました。これまで九州訴訟を応援する支援の輪は個人レベルで傍聴席もまばらでした。

 昨年10月21日にカテドラル大名町教会で国連人権理事会に呼ばれた森松明彩希子さんの報告会(主催:キラキラ星ネット)が行われたとき、九州訴訟の現状をお聞きし、傍聴席をいっぱいにしようと言う声があがりました。これまで個人で支援を続けてこられた皆さま、カトリック教会の皆さまへの呼びかけを足掛かりに活動の輪が始まり、1月21日の傍聴席は九州、山口各地から多くの方がかけつけて下さり、何と98の座席に入りきれず、裁判長の指示で急遽、補助イスが用意され109人全員が傍聴する異例の事となりました。

 

 裁判長、原告の皆さま、弁護団の皆さま、被告団も驚きの表情でした。公判が終わり、原告の方から目をうるませ感謝のことばを頂きました。場所を移し、弁護団からこれまでの経緯、現在、そして今後についての報告が行なわれ、最後に「九州訴訟支援する会」の発足に向けての呼びかけが行われました。

『ふくQ』発足の趣意

 私たち支援者は九州に避難されている方々の悲痛な思いに寄り添うために、東電、国に対し、正当な補償をさせるべきだと考えます。また原発の廃止を望む世論を顧みず、原発を国策とした政策は福島被災者のだけの問題ではありません。私たちひとりひとりの問題とし共に歩む、国の政策への危機が九州訴訟をする会、『ふくQ』の共有理念と考えます。